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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月16日
英国、新たな職業技能アカデミーでグリーンな未来の構築を後押し
★エダヒロのひと言★ 場当たり的でなく、グリーン分野での成長と雇用を生み出そうという国家戦略がしっかりしているのですねー。
(英国ビジネス・イノベーション省)
英国のビジネス・イノベーション省(BIS)は2月4日、環境技術のための国立職業技能アカデミー(National Skills Academy for Environmental Technologies)の設立を発表した。同アカデミーは、太陽光パネル、地中熱源ヒートポンプ、雨水利用施設等の環境・再生可能エネルギー関係設備の設計・設置・維持管理・修理といった技術研修を実施する。
英国内の建築サービス技術分野では60万人以上が配管工、電気工、暖房技師等として働いており、同アカデミーは、これらの技師の環境技術に関する技能を向上させる重要な役割を担うことになる。
同アカデミーは、14の専門学校(Further Education College)を専門研修機関の「ハブ」にして全英80以上の認定研修機関のネットワークを構築し、最初の5年間で、公的資金による研修を約2,000コース、民間資金による研修は20万コース以上実施することを目指している。研修機関は資格の授与も行う。同省は向こう3年間で、雇用主から提供される資金額と同額(合計最大250万ポンド)を補助金として同アカデミーに交付する。
現在英国には、環境技術の他、製造、金融、ホスピタリティ、原子力、ソーシャルケア等のための国立職業技能アカデミーが18ある。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110216_1.html
英国、新たな職業技能アカデミーでグリーンな未来の構築を後押し