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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月21日
カナダ政府、ディーゼル燃料と暖房用燃料に再生可能燃料の含有を義務付けへ
(カナダ環境省より)
カナダ、ケベック州サント・カトリーヌ発-カナダのハーパー政権は2月10日、ディーゼル燃料と暖房用燃料に対し、平均2%の再生可能燃料含有を義務付ける方針であることを発表した。
「我々は、再生可能燃料戦略(Renewable Fuels Strategy)を発表した際、技術的な実現可能性が実証されれば、ディーゼル燃料と暖房用燃料に対し、2%の再生可能燃料含有を義務付けると表明していた」と、ピーター・ケント環境大臣は述べている。
カナダ政府は、2010年9月1日に再生可能燃料規則(Renewable Fuels Regulations)を公布し、すでにガソリンに対し、平均5%の再生可能燃料含有を義務付けている。同規則には、ディーゼル燃料と暖房用燃料に対する義務付け規定も含まれている。
これらの義務付けと州政府の規制が完全に実施されると、年間温室効果ガス排出量を400万トンまで削減できる量の再生可能燃料が使用される見込み。同規則の改正案は、数週間以内にカナダ官報第1部に掲載され、60日間のパブリック・コメントを実施する予定。カナダ政府は、2011年7月1日からの改正規則の施行を提案している。
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カナダ政府、ディーゼル燃料と暖房用燃料に再生可能燃料の含有を義務付けへ