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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20110223

報告書:サプライチェーンをグリーン化した企業、投資収益を確認

カテゴリー:経済

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(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクトより)

調達機能に持続可能な慣行を取り入れた企業が、その投資に対する収益を確認しつつある──こう結論付ける報告書が1月26日にカーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)から発行された。

様々な業界の世界主要企業57社とそのサプライヤー1,000社の気候変動に関する活動と実績を調べた同報告書によると、「実績とお互いの投資収益を改善するためにサプライヤーと緊密に協力したことで商業利益がもたらされた」とした企業の割合は、2009年の46%から2010年に86%へ上昇した。また、「炭素管理活動の結果、コスト削減が見られた」という割合は、大企業では50%以上、そのサプライヤーでは25%以上であった。

さらに、サプライチェーン内の排出量を追跡・報告する企業の割合は、2010年に前年の2倍以上となる45%に増加。サプライヤーを選ぶ際に炭素管理基準を含む企業の割合も2009年の11%から17%へと増えており、5年後には29%に達すると予測されている。

「昨年は、ビジネス戦略に気候変動方針を組み込む大企業の数が増加したが、それらの方針は今、サプライチェーン全体の業務レベルで次第に実行に移されつつある」とCDPのプログラムディレクター、フランシス・ウェイ氏は語っている。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110223_1.html
報告書:サプライチェーンをグリーン化した企業、投資収益を確認

 
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