本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月28日
GEF、インドのエネルギー効率化に向けた市場環境整備を支援
(地球環境ファシリティより)
米国、ワシントンDC発-地球環境ファシリティ(GEF)は2月17日、国連工業開発機関(UNIDO)と連携し、インドにおけるエネルギー効率化プロジェクトを支援すると発表した。年間27万6,600MWhの省エネと、2015年までに120万トン(二酸化炭素換算)以上の排出抑制が見込まれる。
3,330万ドル規模の同プロジェクトは、インドの優良な中小零細企業界において、エネルギー効率化と再生可能エネルギー技術の導入に向けた市場環境を整備するもの。単位製品当たりのエネルギー使用量を削減し、単位当たりの生産性と競争力を高め、地域環境の改善のために全体的な炭素排出量を削減するのがねらい。
インドの中小企業部門は活気があり、国内総生産に占める割合は8%となっている。しかし、実施に伴う選択肢と知覚リスクに関する知識へのアクセスが乏しく、エネルギーの利用は、相対的に非効率的である。このため、インド政府は、電力省エネルギー効率局および中小零細企業省を通じ、利用可能な省エネ対策の選択肢を評価するためのプログラムなどを開始した。
同プロジェクトの執行機関である、エネルギー効率局のマトゥール局長は、「GEFとUNIDOの協力により、インドの中小企業界において、持続可能なエネルギー効率化を実現するための人的・組織的能力を構築することができ、非常にうれしく思っている」と述べている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110228_1.html
GEF、インドのエネルギー効率化に向けた市場環境整備を支援