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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年03月02日
ノルウェーとドイツ、農業による温室効果ガス削減のためのFAOプログラムに投資
(国連食糧農業機関より)
イタリア、ローマ発―国連食糧農業機関(FAO)は2月15日、ノルウェーとドイツ両政府が、FAOのプログラムに合計500万ドルの支援を約束したと発表した。プログラムでは、オンラインでの国際的な知識基盤を構築。農業による温室効果ガス(GHG)排出量の分析をまとめるだけでなく、農法の改善で温暖化を緩和していく最高の条件を明らかにする。これにより、FAOの「農業における気候変動緩和」(MICCA:Mitigation of Climate Change in Agriculture)プログラムで、より充実したデータの入手が可能になる。
MICCAプログラムの調整役、Marja-Liisa Tapio-Bistrom氏によれば、情報不足やデータのばらつきが、農業の可能性を最大限に活用することを困難にしているという。充実したデータが入手できれば、政府や開発担当者、農業従事者、アグリビジネス企業は、温暖化緩和プロジェクトの国際的な財政支援を受ける手段や、農業によるGHG排出量削減を目的とした政策や農法を実施する手段を得ることができる。
気候変動に配慮した賢い(Climate-smart)農法は、生産性を向上させ、変化する天候や気候パターンへの耐性を高める一方で、温室効果ガス排出量の削減につながる。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110302_1.html
ノルウェーとドイツ、農業による温室効果ガス削減のためのFAOプログラムに投資