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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年03月04日
アジアのグリーン都市調査:総合トップはシンガポール
(シーメンス社より)
ドイツ、ミュンヘン発―シーメンス社は2月14日、アジアの22の主要都市の中でシンガポールが最も環境にやさしい都市であるとする「アジア・グリーンシティー・インデックス」(Asian Green City Index)の結果を発表した。
この調査は、アジア主要都市の環境への取り組みを8つのカテゴリー(エネルギーと二酸化炭素(CO2)、建物および土地利用、運輸、廃棄物、水、公衆衛生、大気環境、環境ガバナンス)で分析している。総合結果では、シンガポール市がトップとなり、「平均を大幅に上回る」という評価を受けた。それに続くランクとして、香港、大阪、ソウル、台北、東京、横浜が「平均を上回る」と評価された。
この調査を通じて、次のような結果も得られた。
・ 環境に関する意識が高まっており、アジアの多くの都市がすでに包括的な環境ガイドラインを導入している。
・ 対象となった都市の一人当たりの年間平均CO2排出量は4.6トンで、欧州での同様の調査結果(5.2トン)より少ない。
・ 廃棄物は一人当たり年間平均375キログラムで、ラテンアメリカや欧州より少ない。
アジアの都市の課題としては、大気汚染レベルが比較的高い点や、再生可能エネルギー利用をさらに進めるべき点などが指摘された。
DSR指標= DSR指標とは?
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アジアのグリーン都市調査:総合トップはシンガポール