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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20110309

研究:小麦生育期の気温上昇、春植えで収量半減、秋植えで収量大幅増

カテゴリー:技術, 政治, 生態系

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(米国農務省農業研究局より)

米国農務省(USDA)農業研究局は2月24日付けのリリースで、アリゾナ州マリコパ市の米国乾燥地農業研究センター(U.S. Arid-Land Agricultural Research Center)での小麦栽培実験の結果について発表した。

アリゾナ州では、通常、小麦は真冬に植えられ、5月下旬に収穫されるまで生育期を通して灌漑による栽培が行われる。今回の実験では、2007年3月から2009年5月まで6週間毎に別の区画に小麦を植え、15区画のうち6区画に熱を加え、成長、収量、土壌と植物の生理学的変数を記録した。予測どおり、加熱によって、成長の加速化、土壌温度の上昇、土壌湿度の低下、作物への軽い水分ストレスの発生、光合成へのわずかな影響があった。しかし、収量への影響は、小麦の植え付け時期によって異なった。

通常の真冬に植えた小麦に熱を加えると、成長は1週間早まったが、収量に目立つ違いはなかった。3月に植えた小麦に熱を加えると、収量は半減した。最も驚いたのは、9月に植えた小麦に熱を加えたところ、両年とも年末年始の霜による被害を防ぎ、収量はわずかに減少したのみで、熱を加えなかった区画は収量がゼロだったということである。

研究者チームは、世界各国で変化する気候に、植え付け時期を適合させるために実験結果を活用しようと、各地域に適用可能なコンピュータモデルを開発中である。

DSR指標= R DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110309_1.html
研究:小麦生育期の気温上昇、春植えで収量半減、秋植えで収量大幅増

 
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