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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年03月15日
研究報告:厳冬、汚染増加と関連性あり
(ヨーテボリ大学より)
米国、ワシントンDC発―スウェーデンのヨーテボリ大学は、2月23日付けのリリースで、気候と大気汚染の間に密接なつながりがあることを示す新しい研究報告について発表した。
スウェーデンのヨーテボリの過去2年の冬が極端に寒かったのは、北大西洋での気圧の差が原因であり、ヨーテボリの大気は、かつてないほど窒素酸化物で汚染されていた。
ヨーテボリ大学の研究者チームが、ヨーテボリで、大気中の窒素酸化物濃度と天候との関係について研究調査したところ、環境行政の公式測定では、2000年以降、市の中心部での排出量は減少していたにも関わらず、北大西洋振動(NAO)の指数が負の間は、大気質の基準をより多く頻繁に超えていることが明らかになっ
た。
つまり、地表の高さで大気汚染を排出すると、蓄積して、大気質がかなり悪化する。1997年から2006年の冬では、NAOが正のときよりも負のときのほうが窒素酸化物の濃度が約18%高かった。
DSR指標= DSR指標とは?
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研究報告:厳冬、汚染増加と関連性あり