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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年03月17日
アフリカ連合:「持続可能な開発のための森林」をテーマに環境デーを開催
(アフリカ連合より)
エチオピア、アディスアベバ発-アフリカ連合委員会(AUC)は3月3日、「持続可能な開発のための森林」をテーマに、第9回アフリカ環境デーを開催した。2011年は、国連が定める国際森林年。気候変動と地球温暖化を背景に、森林が世界中の地域社会で果たしている社会的・経済的・文化的役割を認識するよう呼びかけている。
AUCは、国連環境計画(UNEP)やエチオピアの環境保護団体とともに、アディスアベバ周辺の植林地で、ユーカリの木を植え替えるため、300本分のオリーブとグアバの挿し木を行った。実は、この10年の研究で、ユーカリは水分を多く吸収し、土壌肥沃度を回復させる働きもないため、土壌を劣化させることが分かってきた。この地域では、すでに300本分の原産種の挿し木が行われている。
また、この日の式典で、AU農村経済・農業部のディレクター、アベベ・ハイル・ガブリエル博士は、AUが、気候変動に関する国際的な議論への本格的な参加と、増加する災害への対処を目指し、気候変動に関するアフリカの戦略を作成中であることを明らかにした。同氏は、多数の課題があることを認めた上で、気候変動問題の解決を目指す、AUのイニシアティブが成功していることにも言及した。
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アフリカ連合:「持続可能な開発のための森林」をテーマに環境デーを開催