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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年03月23日
EC、2050年までに低炭素経済の構築を目指すロードマップを打ち出す
(欧州委員会より)
欧州委員会(EC)は3月8日、2050年までに欧州連合(EU)を競争力のある低炭素経済へと移行させるためのロードマップを採択した。
このロードマップでは、2050年までに温室効果ガス排出量を1990年比で80~95%削減するというEUの目標達成に向けた費用効率が高い道筋を示し、費用効率分析を基に、部門別の政策、国別・地域別の低炭素戦略、長期的な投資の方向性を打ち出している。EUは今から長期的戦略に取り組む必要があり、このロードマップは最も費用効率が高い方法でいかに低炭素経済へ移行するかの指針を示している。
具体的には、21世紀半ばには国際的な排出権の流通量が少なくなっていることを見越し、国内削減策で削減目標達成を目指すべきだと勧告している。また、低炭素経済構築のためには、現在投資しているEU全体のGDP19%に、GDPの1.5%に相当する額(2,700億ユーロ)を今後40年間、毎年追加していく必要があるとしている。
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EC、2050年までに低炭素経済の構築を目指すロードマップを打ち出す