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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年03月24日
世界の風力エネルギー市場、2011年から再び成長の見込み
(世界風力エネルギー協会より)
ベルギー、ブリュッセル発―世界風力エネルギー協会(GWEC)は3月15日、世界の風力エネルギー市場は2011年に再び成長に向かい、新規に導入される風力発電設備容量は40ギガワット以上になるだろうという見通しを示した。これは、GWECが同日発表した今後5カ年の予測をまとめた報告書によるもの。
2010年の世界の風力発電は、総設備容量が前年比22.5%増の194.4ギガワットになったものの、新規設備容量は35.8ギガワットで、20年ぶりに前年の実績を7%下回った。GWECのスティーブ・ソーヤー事務局長は、「2010年は、金融危機の代償を払う年になったが、今は再び軌道に戻っている」と述べる。
GWECの見通しでは、世界の風力発電の総設備容量は2015年までに450ギガワットになるとしており、これは、2010年末の194.4ギガワットから2倍以上の増加となる。年間の新規設備容量についても、2010年の35.8ギガワットから、2015年には60.5ギガワットに達すると見ている。
(注)2010年の実績については下記のGWECリリースを参照した。
DSR指標= DSR指標とは?
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世界の風力エネルギー市場、2011年から再び成長の見込み