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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年04月02日
持続可能な方法で生産されたバイオ燃料の認証システム、始動へ
(持続可能なバイオ燃料に関するラウンドテーブルより)
オランダ、ロッテルダム発―「持続可能なバイオ燃料に関するラウンドテーブル(RSB:Roundtable on Sustainable Biofuels)」は3月23日、バイオ燃料が持続可能な方法で生産されたことを証明するRSB認証制度を開始すると発表した。
RSBはスイス連邦工科大学ローザンヌ校の呼びかけで組織された団体で、農業事業者(原料生産者)、バイオ燃料生産企業、輸送関連企業、NGO、政府機関等、世界各国の120以上の組織がメンバー。日本からは、財団法人地球環境戦略研究機関が参加している。
2007年以来、持続可能なバイオ燃料生産を保証するための社会・環境的要件について広く合意を得ようと活動しており、認証用に策定した国際持続可能性基準は、企業によるコンプライアンス業務の合理化を図りながらバイオ燃料生産の持続可能性を確保することを目的に設計されたもので、全メンバーが合意している。
この認証を受けると、「製品が責任を持って生産されたものであると顧客に安心してもらえ、調達プロセスで優位になる」「サプライチェーン全体において製品の生産元が追跡できる」「持続可能なバイオ燃料生産におけるリーダーとして市場の認知を受けられる」といった利点がある。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110402_1.html
持続可能な方法で生産されたバイオ燃料の認証システム、始動へ