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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年04月23日
IEA報告書:将来のクリーンエネルギーにとってスマートグリッドの普及は必須
(国際エネルギー機関より)
フランス、パリ発―国際エネルギー機関(IEA)は4月4日、将来における確実でコスト効率の高いクリーンエネルギーにとって、スマートグリッドの普及が不可欠だとする報告書「スマートグリッド技術ロードマップ」(Smart Grids Technology Roadmap)を発表した。この報告書は、スマートグリッド技術の現状に関して、政府、産業界、学界、消費者代表からの意見をまとめ、2050年にむけての普及の道筋を示したもの。
既存の電力システムにはインフラの老朽化やピーク電力需要の増加などの問題があるが、スマートグリッドはこれらの問題に対処するだけでなく、電気自動車を含む多くの低炭素技術の利用拡大にとっても非常に重要な要素であると報告書は指摘する。
さらに報告書は、多くの国にスマートグリッドの開発計画があるが、実証プロジェクトで得られた経験を共有したり、必要な技術開発への投資を推進するために、グローバルな協力を提案している。そして、技術開発と普及の両方を進めつつ、コスト削減を図る国際的な共通基準を作成すべきだと強調する。
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IEA報告書:将来のクリーンエネルギーにとってスマートグリッドの普及は必須