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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20110517

報告書:キャメロン英首相は「これまでで最もグリーンな政府」という公約を果たしていない

カテゴリー:政治

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(FoE英国より)

英国・持続可能な発展委員会の前委員長であるジョナサン・ポリット氏は5月7日、英国の連立政権が、「これまでで最もグリーンな政府」という公約を果たす可能性は、政治成果の劇的な改善なしには”ほとんどあり得ない”、とする報告書を発表した。同氏は、発足から1年を迎えるキャメロン政権の実績を振り返り、野党と与党が打ち出している環境公約をどれくらい達成できているか分析した。

報告書は、77の環境政策を検証し、3/4以上にあたる58の政策について、ほとんど進展が見られないと結論づけている。また、キャメロン首相が、自身の政治的資本を使い、政府全体の持続可能性パフォーマンスに影響を与えている証拠がほとんど見当たらないこと、数万人のグリーン雇用を創出するという政府の公約が消滅しつつあることなど、さまざまな問題点を指摘している。

「環境パフォーマンスの向上を目指しながらも、連立政権内で自らの影響力を行使できずにいる自由民主党と同様、キャメロン首相の信頼は危機に瀕している。決して遅すぎることはない。しかし、巻き返しを図るためには、物事が劇的に変わっていかなければならない」と、ポリット氏は述べている。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110517_1.html
報告書:キャメロン英首相は「これまでで最もグリーンな政府」という公約を果たしていない

 
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