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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年05月22日
グリーンピース報告書、インターネット成長の裏の汚れたエネルギーを暴露
(グリーンピース・インターナショナルより)
米国、カリフォルニア州サンフランシスコ発―グリーンピースは4月21日、オンラインの世界の急増する環境のフットプリントを強調する研究を発表した。報告書「あなたのデータはどれだけ汚れているか? (How Dirty is Your Data?)」では、フェイスブック、グーグル、アップル、ヤフーなどの主な情報技術(IT)企業10社が選択している良いエネルギーと悪いエネルギーの両方が評価されている。
グリーンピースのIT政策アナリストのゲイリー・クック氏は、「私たちがクリーンで、安全な再生可能エネルギーシステムへ移行し、今後、フクシマのような災害を回避できるように、こうした企業が極めて重要な役割を果たすことを私たちは期待している。しかし、IT業界は、急増するエネルギーフットプリントに関する基本的な情報を開示しないことで、21世紀のインフラを動かすために19世紀の汚れた石炭による電力に依存し続けていることを隠している」と述べた。
同報告書によると、いくつかの企業は、米国の送電網の平均よりも石炭の集約度が高い。例えば、最も人気のあるソーシャルメディア企業のフェイスブックは、石炭による発電への依存度が53.2%と最も高い。ヤフーとグーグルは、再生可能エネルギー供給の重要性を理解しているようで、ヤフーは、再生可能エネルギーの発電源の近くにオフィスを構えており、グーグルは、クリーン電力を直接購入している。コンテンツ配信事業を行うアカマイは、透明性ではトップクラスの評価を得た。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110522_1.html
グリーンピース報告書、インターネット成長の裏の汚れたエネルギーを暴露