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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年05月23日
北極での気候変動、過去の推定よりも劇的に速いペースで進行中
カテゴリー:生態系
(コペンハーゲン大学より)
デンマークのコペンハーゲン大学は5月11日付けリリースで、コペンハーゲンで開催された北極評議会の北極圏監視評価プログラム作業部会(AMAP)の会議で、参加した約400名の20カ国からの専門家が、北極での気候変動は過去の推定よりも劇的に速いペースで進んでいることを報告したと発表した。
キャサリン・リチャードソン副学部長は、「北極では現在、日ごとに変化が生じている。しかし、こうした変化は毎日少しずつ直線状に進行すると期待すべきではない。劇的な変化が見られるだろう。北極の氷が融ければ、私たち全員がその影響を感じるほど、世界規模で水位の問題が起きるだろう」と述べた。
同会議は、AMAPとオーフス大学(デンマーク)とコペンハーゲン大学が共同で開催したもの。報告では、北極の雪、水、氷、永久凍土について憂慮される状況が示された。
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北極での気候変動、過去の推定よりも劇的に速いペースで進行中