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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年05月24日
英国、温室効果ガス排出量を2025年までに1990年比で50%削減へ
カテゴリー:政治
(英国エネルギー・気候変動省より)
クリス・ヒューン英国エネルギー・気候変動大臣は5月17日、2023年から2027年までの間に、英国内で排出される温室効果ガスの総量を1990年比で50%削減することを提案した。
この提案は、気候変動委員会の勧告に従ったもので、2023年から2027年までを対象とする第4期カーボン・バジェット(炭素削減計画)の中で示された。計画では、温室効果ガスの排出上限を195億5,000万トン(二酸化炭素換算)に設定し、2050年までに1990年比で少なくとも80%削減するという目標に道筋をつけている。
連立合意に従い、英国政府は、欧州連合(EU)の2020年に向けた温室効果ガス削減目標を、30%に移行するよう主張を続ける方針。2014年初めに、EUの気候変動交渉における進捗状況を見直す予定だが、EUが合意した排出量取引制度の目標と英国内の排出状況とが乖離している場合には、EUの実績に合わせてバジェットを上方修正する予定。
エネルギー集約型産業に対しては、政府の政策が電力コストに与える影響を軽減し、低炭素型の産業転換に適応できるよう支援するための措置を、年末までに発表する予定。
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英国、温室効果ガス排出量を2025年までに1990年比で50%削減へ