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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年05月27日
調査報告:クリーンな天然ガスが温暖化ガスを削減
カテゴリー:エネルギー
(米国ガス協会より)
米国、ワシントンDC発―米国ガス協会(AGA)は5月3日、米国環境保護庁(EPA)の年間温暖化ガスインベントリに基づいた分析結果を発表した。EPAの報告書では天然ガスの精製から排出されるメタンが近年増加しているが、AGAの結論によれば、熱量当たりの温暖化ガス排出量は石炭や石油由来よりも天然ガス由来の方がはるかに少ないという。また、天然ガスの熱量当たりの温暖化ガス排出量は、現に1990年より2009年の方が下回っている。
AGAの会長兼CEOであるデイブ・マッカーディ氏は、「天然ガスの供給力増加が、米国に豊富でクリーンかつ手頃な国産エネルギーを提供していることは極めて明白」とし、「天然ガスは、需要増に加え、効率的な精製技術や、供給・使用技術の開発に伴い、温暖化ガスの排出量が減少し続けており、米国の基幹燃料に極めて明るい未来をもたらしつつある」と語った。
同氏によれば、温暖化ガス排出量については天然ガスが明らかに優位であり、天然ガス業界は、精製、輸送、供給を安全で信頼性のある、環境保全型に改良し続けるべく、技術や運用の改善に一貫して取り組んでいるという。
天然ガスは現在、全米のエネルギー需要のほぼ1/4を占めている。
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調査報告:クリーンな天然ガスが温暖化ガスを削減