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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年06月02日
OECD、「グリーンと成長は両立できる」
(経済協力開発機構より)
経済協力開発機構(OECD)は5月25日付けのリリースで、「各国政府は成長と雇用の新たな供給源を見つけるために、グリーン経済に目を向けなければならない。よりグリーンな経済へのシフトを促すイノベーション、投資、起業家精神を引き出す政策を講じるべきだ」と述べた。
また、グリーン経済は環境面及び経済面で理にかなっており、自然資源部門のみでも、環境の持続可能性への投資に関する商機は2050年までに数兆ドル(数百兆円)に達するとも指摘している。
OECDの「グリーン成長戦略」と新しい報告書「グリーン成長に向けて」は、各国政府が経済成長を促し、環境を保護するための実践的フレームワークを提供している。
アンヘル・グリアOECD事務総長は、「本報告書は、グリーンと成長は両立できることを示している。正しい政策を講じることで、雇用を創出し、繁栄を増進させ、環境を守り、生活の質を向上させることができる。すべて同時に」と述べた。
報告書では、未来の成長を弱める可能性がある、水などの資源の不足の悪化、汚染の増加、気候変動、生物多様性の喪失など、自然資本のさらなる衰退を防ぐためには、いま成長をグリーンにすることが必要だと指摘されている。
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OECD、「グリーンと成長は両立できる」