（オフジェムより）

英国のエネルギー規制機関であるオフジェムは５月24日、６件の革新的なプロジェクトが、低炭素ネットワーク（Low Carbon Networks;ＬＣＮ）基金の２年目の助成枠（6,400万ポンド）に応募していることを明らかにした。

オフジェムは、2010年から2015年までの配電価格統制の一環として、５億ポンド規模のＬＣＮ基金を設立。国内の配電ネットワーク事業者（ＤＮＯｓ）に対し、エネルギーネットワークおよびエネルギー消費者の低炭素経済への移行を支援するプロジェクトの開発を働きかけている。ＬＣＮ基金のプロジェクトから得た教訓は、業界全体で共有化される。

今年度は、英国内の配電会社６社のうち５社が、合計６件のプロジェクトを提出。６件のプロジェクトはすべて、助成枠を獲得するための最終選考に進む資格が与えられた。応募事業者は、９月までに具体的な提案書を提出する。提案書は、独立の専門家委員会によって厳正に審査され、11月末に、オフジェムが助成事業を最終決定する予定。

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