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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20110610

豪政府:気候委員会が報告書を発表「今こそ気候変動対策を」

カテゴリー:政治, 気候, 生態系

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(オーストラリア気候変動・エネルギー効率問題担当大臣HPより)

豪政府のグレッグ・コムベット気候変動・エネルギー効率問題担当大臣は5月23日、気候委員会の報告書「転換期の10年:気象科学、リスクおよび対応」(The Critical Decade: Climate science, risks and responses)の発表を歓迎した。

同委員会初の主要報告書は、同国の状況を中心に最近の気候変動科学をまとめたもの。同担当大臣は、「報告書では、確実に気候変動が起こっていることが明確にされており、私たちはすでにその影響を目の当たりにしている。人間活動がその原因だ」と述べた。

同報告書は、ここ50年で記録的な暑さとなった日数が倍以上に増えたこと、海水面が1800年代後半以降世界で20センチ上昇し、2050年までにさらに20センチ上昇すると予測されていること、グレートバリアリーフでは過去31年間に9回の白化現象が起きていることなどを浮き彫りにしており、気候変動対策が遅れるほど、コストがかさむことになると結んでいる。

同担当大臣は、「炭素汚染水準を下げることは、子どもたちの未来にとって非常に重要だ。子どもたちに、健全な住環境と、高度な技術を必要とする新たな仕事を確約するからである」と語り、気候変動への対策をとることは経済、仕事、環境いずれにとっても正しい行動であるとしている。

DSR指標= S DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110610_1.html
豪政府:気候委員会が報告書を発表「今こそ気候変動対策を」

 
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