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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年06月13日
日本のNEDOと欧州連合、世界最高効率の集光型太陽電池の共同開発へ
(欧州連合より)
日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と欧州連合(EU)の欧州委員会は5月31日、世界最高のセル変換効率(45%以上)を達成する集光型太陽電池を共同で開発すると発表した。集光型太陽電池は、レンズや鏡を使って太陽光を集めるため高い変換効率が実現できる。この開発は、日・EUエネルギー技術協力に基づく最初の共同プロジェクトとなる。
この共同プロジェクトは、気候変動問題への対応およびエネルギー安全保障の確保に向け、日本とEUが長期的視野に立って戦略的に連携して実施するもので、2014年度までの4年間、産学官の研究機関が共同で技術開発を行う。具体的には、太陽電池やモジュールの開発・評価に加え、新材料や新構造の開発、集光型太陽電池の測定技術に関する標準化の取り組みなども行う。
日本側の研究チームは、豊田工業大学の山口真史教授を中心に、シャープ(株)、大同特殊鋼(株)、東京大学、(独)産業技術総合研究所などが参加する。EU側は、マドリッド工科大学のアントニオ・ルケ教授(スペイン)を中心に、フラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所(ドイツ)、インペリアルカレッジロンドン(英国)、イタリア新技術・エネルギー・環境庁(イタリア)などが参加する。
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日本のNEDOと欧州連合、世界最高効率の集光型太陽電池の共同開発へ