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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年07月30日
オーストラリア:クリーンエネルギー産業への支援が進む
(オーストラリア気候変動・エネルギー効率問題担当大臣HPより)
オーストラリアのグレッグ・コムベット気候変動・エネルギー効率問題担当大臣は7月26日、クリーンなエネルギーの将来を目指す政府の計画と、再生可能エネルギーへの投資を支援する南オーストラリア州政府の施策により、同州の製造業部門では、新たな雇用機会が創出されるだろうと語った。
コムベット大臣はこの日、南オーストラリア州のマイク・ラン首相とともに、アデレード市郊外にあるRPGオーストラリア社の施設を訪れた。この施設では現在、ビクトリア州南西部に建設される、マッカーサー風力発電所(発電容量420MW)の風力タービンが製造されている。
ギラード政権は、クリーンエネルギー技術の商業化と普及に100億豪ドル、初期段階における再生可能エネルギーの研究開発・商業化に32億豪ドル、クリーン技術の研究開発に2億豪ドルの投資を行うとともに、炭素価格制度と再生可能エネルギー目標(RET)を通じ、再生可能エネルギーの利用促進を図っている。
一方の南オーストラリア州政府は、三菱自動車のトンズレーパーク工場跡地を、クリーン技術や環境といった革新的な産業の拠点に整備するとともに、クリーンな産業のプロジェクトへの投資を行っている。「トンズレーパークは、15年で10億豪ドルの民間投資を呼び込み、最大で8,600人の雇用創出が期待されている」と、ラン首相は話している。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110730_1.html
オーストラリア:クリーンエネルギー産業への支援が進む