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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年08月13日
2011年上半期のEU洋上風力発電、前年比4.5%増
カテゴリー:エネルギー
(欧州風力エネルギー協会より)
欧州風力エネルギー協会(The European Wind Energy Association―EWEA)は7月27日、洋上風力発電の2011年上半期統計値を発表し、設置設備容量が前年比で4.5%増加したことを明らかにした。
2011年上半期に、合計の設備容量が348メガワット(MW)に達する101基の風力タービンが、英国、ドイツ、ノルウェーの送電網に新たに接続された。
欧州では現在約85億ユーロをかけ、総設備容量が2,844MWになる11の風力発電基地を欧州海域に建設中だ。洋上風力タービンの設置容量は平均3.4MWで、前年の平均2.9メガワットより上昇している。
「欧州の洋上風力発電業界に、好ましい傾向が示されているが、まだ安心はできない。この分野は財政危機を脱しつつあるが、依然として全面的な財政危機が悪化する恐れがあり、洋上風力発電所への大手機関投資家に引き続きアピールしていく必要がある。だが洋上風力発電所への投資に資金を提供している銀行の数は確実に増えており、現在欧州最大の建設計画が進行中である」EWEAの最高責任者であるChristial Kjaer氏はこのように語っている。
2011年6月30日現在、完全に送電網に接続されている洋上風力タービンは1,247基で、欧州9カ国間に広がる風力発電所は全49カ所、総設備容量は3,294MWとなっている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110813_1.html
2011年上半期のEU洋上風力発電、前年比4.5%増