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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年08月31日
カナダ政府、電力部門からの温室効果ガス排出削減方針を発表
(カナダ環境省より)
カナダ、サスカチュワン発-カナダのピーター・ケント環境大臣は8月19日、石炭火力発電所からの二酸化炭素排出規制案を明らかにした。「我々が電力部門に対して措置を講じるのは、重要な排出削減の潜在力を認識しているからだ。電力部門における我が国の強みを生かし、クリーン発電で世界をリードすることを約束する」と述べている。
規制案は、新設の石炭火力発電所と耐用年数に達した石炭火力設備に対し、厳しい性能基準を適用する内容。連邦政府や州政府、電力会社がすでに実施している排出削減策に加え、今回の規制案が実施されることで、発電所からの温室効果ガス排出量の絶対量が減少すると予測されている。
カナダ政府は2010年6月23日に、電力部門の温室効果ガス排出量を削減する意向を表明して以来、規制案の策定にあたり、重要な関係者との協議を進めている。規制案は、8月27日にカナダ官報第1部に掲載され、60日間のパブリック・コメントが実施される。最終案は2012年に公表され、2015年7月1日より施行される予定。
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カナダ政府、電力部門からの温室効果ガス排出削減方針を発表