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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年09月02日
米国エネルギー省報告:米国のバイオマス資源、2030年には年間11億トンに
カテゴリー:エネルギー
(米国エネルギー省より)
米国、ワシントンDC発―米国エネルギー省は8月10日、『2011年米国10億トン研究最新版:バイオエネルギー・バイオ製品産業のためのバイオマス供給量』(2011 U.S. Billion-Ton Update: Biomass Supply for a Bioenergy and Bioproducts Industry)を発表した。
本報告書は、全米で見込まれるバイオマス原料について詳細にまとめられているもので、食料、飼料、繊維作物といったほかの重要な米国の農産物や森林製品に影響を与えることなく、エネルギー用のバイオマス資源を年間10億トン生産できる米国の能力について調べている。
スティーブン・チュー米国エネルギー長官は、「米国の次世代のバイオ燃料とバイオエネルギーの開発は、私たちのエネルギー・ポートフォリオの多様化と、海外の石油への依存の軽減、新たなクリーンエネルギーによる雇用創出に貢献するだろう」と語った。
報告書の結果によれば、バイオマス由来のエネルギー資源は、不耕起栽培や輪作といった、広く受け入れられている保全技術を使用する持続可能な方法で増産可能だという。報告書の基礎シナリオでは、作物生産量の今後の増加を控えめに仮定しても、バイオマス資源が現在の年間4億7,300万トンから2030年までに約11億トンまで増加する可能性があるとしている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110902_1.html
米国エネルギー省報告:米国のバイオマス資源、2030年には年間11億トンに