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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年09月25日
世界のCO2排出量、工業国の取り組みに関わらず増加
カテゴリー:エネルギー
(欧州委員会より)
欧州委員会の共同研究センター(JRC)は9月21日、世界の二酸化炭素排出量が、1990年から2010年の間に45%増加し、2010年には過去最高の330億トンを記録したと述べる報告書を発表した。
「世界の二酸化炭素排出量の長期的傾向(Long-term trend in global CO2 emissions)」と題する報告書は、JRCの環境と持続可能な発展に関する研究所(JRC-IES)と、オランダ環境評価機関(PBL)が作成したもの。
同報告書では、エネルギー効率の改善、原子力エネルギー、再生可能エネルギー利用の増加が、世界的な電力と輸送の需要増加を相殺していないことが明らかになった。こうした需要の高まりは、特に途上国で顕著に見られる。
報告書は、地球大気研究の排出量データベース(Emission Database for Global Atmospheric Research)の最新版と、エネルギー使用量などの活動に関する最新データに基づいている。
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世界のCO2排出量、工業国の取り組みに関わらず増加