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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年10月01日
豪政府:気候変動に適応するため、規制と政策の調査へ
カテゴリー:政治
(オーストラリア気候変動・エネルギー効率問題担当大臣HPより)
オーストラリア政府は9月20日、気候変動に対し効率的に適応できるようにするために、生産性委員会が規制と政策に対する調査を行うことを公表した。
グレッグ・コムベット気候変動・エネルギー効率問題担当大臣、およびビル・ショーテン財務副大臣によると、この調査では、気候変動の影響に効率よく適応する障害となりうる規制と政策を見直し、これらの障害を取り除く方法についてコストと利益を分析するだろうとのこと。
「現政府は、オーストラリアをクリーンエネルギーの未来に移行させる計画を提案してきた。しかし我々はさらに、不可避である気候変動の影響に対して、オーストラリアが十分に備えていることも保証しなければならない」とコンバット大臣は述べる。
そして温暖化の程度が今後数十年間、緩やかであったとしても、オーストラリアの水資源、沿岸の集落および生物多様性には深刻な危機があると科学は忠告しているという。
生産性委員会によるこの調査は、オーストラリアが、可能な限り低コストで気候変動の影響に対処し、気候変動によって生じうる全てのチャンスを最大限活かすことを確実にするために、規制と政策に対して必要となりうる変更について、政府が見極める役に立つだろうとのこと。
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豪政府:気候変動に適応するため、規制と政策の調査へ