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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年10月06日
米国:太陽光発電システムの導入コストは大きく低下--2010年と2011年前半
(ローレンス・バークレー国立研究所より)
米国、カリフォルニア州バークレー発―米国エネルギー省のローレンス・バークレー国立研究所は9月15日、米国における2010年と2011年前半の太陽光発電システムの導入コストは大幅に低下したとする報告書を発表した。この報告書は、太陽光発電システムの導入コストの動向を追っている年次報告書の最新版。
報告書によると、2010年に設置完了した住宅用と商業用の太陽光発電システムの平均コストは、前年比で約17%低下し、2011年前半にはさらに11%低下した。この最近のコスト低減の理由の一つは、太陽光発電モジュールの価格が大幅に低下したことにあるという。
さらに、設置のための人件費や、マーケティング、間接費、インバーター、システム間の調整など、モジュール以外の平均コストも低下したと指摘している。報告書によれば、2010年の住宅用と商業用の太陽光発電システムでは、モジュール以外のコストが2009年から2010年までの期間に比べて、約18%低下した。
報告書は、地域や、システムのサイズ、設置タイプによって、コストに違いがあることも明らかにしている。また、住宅用の太陽光発電システムの場合、新築住宅への設置のほうが既存住宅への設置よりも平均コストがかなり低いという。
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米国:太陽光発電システムの導入コストは大きく低下--2010年と2011年前半