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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年10月10日
ユネスコ・パリ本部、世界遺産が直面する気候変動問題を衛星画像で展示
(ユネスコより)
ユネスコの9月26日付けリリースによると、パリのユネスコ本部の外塀では11月11日まで、「衛星と世界遺産、気候変動を理解するためのパートナー(Satellites and World Heritage Sites, Partners to Understand Climate Change)」と題する展示会が実施される。展示は、世界遺産が直面している気候変動の具体的な課題を示すためのもの。
25枚のパネルで構成される展示では、世界遺産という類い稀な場所が直面している、氷河の縮小、サンゴ白化現象、永久凍土の消失、砂漠化、洪水などの脅威が、衛星の画像で表現されている。
宇宙に設置されたセンサーは、気候変動の最も重要な変数を測定することができる。宇宙技術を利用した包括的モニタリングは、世界各国の協力によって実現した。
ユネスコは、宇宙でのパートナーと緊密に協力しながら、国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)向けに展示の準備をし、会議開催地のメキシコのカンクンで一般公開した。その後、メキシコのカンペチェとシウダード・デル・カルメンの各都市や、北京でも展示会が行われた。
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ユネスコ・パリ本部、世界遺産が直面する気候変動問題を衛星画像で展示