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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年10月12日
パナマ会議:途上国の気候変動対策支援に進展
カテゴリー:政治
(国連気候変動枠組み条約事務局より)
パナマ共和国、パナマシティ発-10月1日から10月7日までの1週間、11月末から南アフリカ・ダーバンで開催される国連気候変動会議に向けた、最後の公式の交渉会議が、パナマシティで開催された。
パナマ会議では、途上国における気候変動適応策や、クリーンエネルギー社会の構築に必要な技術へのアクセスを支援する決定の準備において、良い進展がみられた。また、昨年のカンクン会議で合意された、新たな「適応委員会」と「技術メカニズム」の発足の期限についても話し合いが行われた。
さらに、途上国の排出削減目標の設定は、先進国からの透明な必要支援との調和を図るという点において、進展がみられた。この中には、同じくカンクン会議で合意された、排出削減行動を記録・計上する新たな登録簿(Registry)に関する作業も含まれている。
「パナマ会議での進展は、政治的誘導を必要とする国際的な気候変動枠組みの将来に関する未解決の問題を話し合うダーバン会議において、各国政府が時間と空間に余裕を持てることを意味する」と、クリスティアーナ・フィゲレス国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)事務局長は話している。
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パナマ会議:途上国の気候変動対策支援に進展