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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年10月20日
韓国、企業を対象とした2012年の温室効果ガス排出削減目標値を設定
(韓国知識経済部より)
「温室効果ガス排出量を2020年までに、政策を実行しない場合予想される水準(BAUレベル)から3割減らす」という公約を達成するために、韓国の知識経済部は10月13日、電力部門と工業部門の366社を対象とした、2012年の温室効果ガス排出量削減とエネルギー消費量の目標値を発表した。2012年にはこれらの対象企業からの温室効果ガス排出量が国の総排出量の96.5%、エネルギー消費量では国の総消費量の97.3%を占めると予測されている。
工業部門の二酸化炭素(CO2)許容排出量は3億3,800万トンと、BAUレベルよりも470万トン少ない。電力部門の削減目標値は360万トンで、1,000メガワットの発電能力を持つ原子力発電所1カ所が稼働した場合の排出量に相当する。
目標値が達成できれば、2012年に830万トンのCO2、107ペタジュールのエネルギーが削減できる。
これらの目標値が設定されたことで、韓国は新興経済国の見本となり、国際社会には気候変動対策に真剣な姿勢を見せることとなる。これらの目標値は、韓国企業の費用効率化を一層高めるだけでなく、国の新たな成長エンジンとしてのグリーン産業の促進にもつながる。
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韓国、企業を対象とした2012年の温室効果ガス排出削減目標値を設定