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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年10月28日
中国、地方レベルでの非再生可能エネルギー消費量上限を設定
(中国政府公式ウェブポータルより)
中国国家エネルギー局発展規画司(the development and planning department of the National Energy Administration)の江冰司長(Jiang Bing, director)は10月23日、中央政府が第12次5カ年計画(2011~15年)の期間において地方レベルでのエネルギー消費量の上限を個別に設けたと発表した。このように各地方政府に対して義務的上限を設けることにより、今後5年間の非再生可能エネルギーの消費量を厳しく管理していく方針だという。
一方、再生可能エネルギーの消費と利用を奨励するために、水力発電、風力発電、太陽発電とエネルギーの包括的利用による電力消費量は、地方レベルでのエネルギー消費量を測定する際には差し引かれるとしている。
中国は、地方官僚の成績評価制度を改善し、新規エネルギー事業についてより良い決定が下せるよう、地方レベルでのエネルギー消費を評価・調整する総合的なしくみを5年以内に整備する予定だという。
同国は年初に、「エネルギー総消費量を2015年までに40億石炭換算トン(5年間で年間4.24%増)に抑えることを目指す」と発表している。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20111028_1.html
中国、地方レベルでの非再生可能エネルギー消費量上限を設定