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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年11月02日
米エネルギー省、集光型太陽熱発電技術の研究に3年間で6,000万ドル拠出
(米国エネルギー省より)
米国、ワシントンDC発―米国エネルギー省(DOE)のスティーブン・チュー長官は10月25日、DOEの「SunShotイニシアティブ」の一環として、最新の集光型太陽熱発電(CSP)技術を推進させるための応用研究に3年間で6,000万ドルを拠出すると発表した。CSP技術は、太陽光を鏡で反射させて集光し、熱を発生させて、その熱で発電を行うもの。
DOEのSunShotイニシアティブは、太陽エネルギーのコストを2010年代の終わりまでに75%削減して、他のエネルギーとのコスト競争力を高めることを目指している。同長官は、「SunShotイニシアティブを通じたこの資金提供は、エネルギーを多様化させ、雇用を創出し、さらに、この急成長産業で米国が再び主導権を握るための大きな可能性を引き出す助けとなる」と述べている。
DOEは、既に商業化された、あるいは近く実用化されるCSPシステムと比較して、効率、コスト、信頼性の面で大幅に向上する可能性のある技術の研究を支援するとしている。20から22のプロジェクトに資金提供を行う予定で、業界、大学、国立研究機関などに応募を呼び掛けている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20111102_1.html
米エネルギー省、集光型太陽熱発電技術の研究に3年間で6,000万ドル拠出