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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年11月05日
NASA、3年目の南極上空調査を開始
(米国航空宇宙局より)
米国、ワシントンD.C.発―米国航空宇宙局(NASA)は10月13日、アイス・ブリッジ作戦観測飛行キャンペーンで、科学者らが南極の氷の変化を調査する3年目の調査を開始したと発表した。
チリのプンタアレーナスにある拠点から科学機器を載せて飛んでいるのは、NASAの航空機DC-8型機と、米国国立科学財団および米国国立大気研究センターの航空機ガルフストリームV型機(G-V型機)の2機である。G-V型機は11月初旬まで飛ぶ予定で、DC-8型機は10月12日の観測飛行を皮切りに、11月中旬まで飛ぶ予定だ。
南極の98%が、氷で覆われている。科学者らは、海面下の岩盤に横たわるパイン・アイランド氷河のように、どれほど急速に薄氷化が進んでいるのかを懸念している。こうした変化をより確実に把握することは、海面上昇のような突出した影響に極めて重要である。
「私たちの目的は、アイス・ブリッジによって主に世界のどの氷床が海面上昇の一因となり得るのかを把握することだ。そのためには、いかに氷床や氷河が変化してきているのかを記録しなければならない」NASAゴダード宇宙飛行センターのアイス・ブリッジ・プロジェクトの科学者であるMichael Studinger氏はこう述べている。
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NASA、3年目の南極上空調査を開始