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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年11月07日
米国:最新の地熱資源マップ、全土にわたる膨大な可能性を示す
カテゴリー:エネルギー
(南メソジスト大学より)
米国、テキサス州ダラス発―米国の南メソジスト大学(SMU)の地熱研究所(Geothermal Laboratory)の研究によると、米国全土には300万メガワット以上の発電ができる膨大な地熱資源があり、それは現在の石炭火力発電所の設備容量の10倍に当たるという。SMUが10月25日付リリースで伝えた。
この研究は、Google.orgの助成を受けて、SMUのデビッド・ブラックウェル教授と地熱研究所のマリア・リチャーズ氏が、大規模な地熱エネルギー生産が可能な地点を調査したもの。研究結果をもとに作成された地熱資源マップは、現在の技術を使って利用可能な地熱資源を示しているという。この地熱マップはグーグル・アースで見ることができる。
2004年にも両氏は北米の地熱資源マップを作成しているが、最新マップは、前回の約2倍にあたる35,000地点のデータを基にしている。従来、米国の地熱発電は主に西部地域に限られてきたが、新しい技術や掘削方法により、これまで地熱発電が考慮されなかった地質状況でも 地熱開発が可能になってきているという。
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米国:最新の地熱資源マップ、全土にわたる膨大な可能性を示す