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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年11月15日
オーストラリア、クリーンエネルギー未来への準備整う
(気候変動・エネルギー効率問題担当大臣HPより)
オーストラリア議会上院は11月8日、クリーンエネルギー法案を可決した。これで同国の議会両院が、2020年には1億6,000万トン以上の炭素汚染削減を目指す、ギラード政府のクリーンエネルギー計画を承認したことになる。
この計画には、炭素価格制度、再生可能エネルギー技術の育成、エネルギー効率化の促進、国内の排出量削減機会の創出等が含まれている。
炭素価格制度は、排出量の多い企業約500社を対象とし、来年7月1日以降、排出量1トン当たり23豪ドルを課す。制度導入から3年後に固定価格制度から変動価格制度へと移行する。最初の固定価格の段階で安定性と予測可能性を提供することで、企業が新制度に慣れ、自社の義務を理解し、排出量を削減する方法を計画する時間を持てるようにしている。
今回のクリーンエネルギー法案の上院通過についてジュリア・ギラード首相は、「炭素汚染を削減し、将来の経済と雇用の機会をとらえようとしているオーストラリアの取り組みの大きな節目だ」と話している。
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オーストラリア、クリーンエネルギー未来への準備整う