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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年11月17日
森林資源利用のバイオ燃料生産、温室効果ガス排出量を増加させる
(米国オレゴン州立大学より)
米国、オレゴン州コーバリス発-米国オレゴン州立大学は10月24日付けのリリースで、西海岸の森林資源を利用したバイオ燃料生産の影響に関する、最大かつ最も包括的な研究によると、バイオエネルギーの推進が、森林からの二酸化炭素排出量を業務効率が最適化された状態で14%以上増加させることが明らかになったと述べた。
今回の研究結果は、森林資源によるバイオ燃料生産がカーボン・ニュートラルになるか、温室効果ガス排出量を削減さえするという、仮定や過去の研究とは相反しており、いかなるシナリオにおいてもそうはならなかった。
10月24日発行の『ネイチャー・クライメート・チェンジ』(Nature Climate Change)誌で発表された同研究は、同大学の森林学部(College of Forestry)やドイツとフランスの機関の科学者チームによるもので、米国エネルギー省に支援されていた。
過去4年間の研究の対象となったのは、オレゴン、ワシントン、カリフォルニアの各州の80種の森林と19のエコリージョンで、温暖な熱帯雨林や半乾燥の森林地帯を含む、公有地や私有地、そして異なる森林管理が行われている場所だった。
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森林資源利用のバイオ燃料生産、温室効果ガス排出量を増加させる