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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年12月06日
英国初の炭素回収実証プロジェクト、ヨークシャーの石炭火力発電所でスタート
(英国エネルギー・気候変動省より)
英国のエネルギー・気候変動省(DECC)は11月30日、国内初となる炭素回収の実証プロジェクトが同日ヨークシャーの石炭火力発電所でスタートしたことを発表し、英国の炭素回収・貯留(CCS)技術が一歩前進したと伝えた。
この実証プロジェクトは、スコティッシュ・アンド・サザン・エナジー(SSE)社、Doosan Power Systems社、バッテンフォール社が共同で実施する2,000万ポンドを超える事業で、DECC、技術戦略委員会(Technology Strategy Board)、ノーザン・ウェイ(Northern Way)が支援している。
このプロジェクトは、フェリーブリッジにあるSSE社の石炭火力発電所から1日当たり100トン相当の炭素排出を回収するもので、2011年から2015年に英政府主導で実施される1億2,500万ポンドのCCS研究・開発プログラムの一部となっている。
実証プロジェクトの開始にあたり、エネルギー・気候変動省のクリス・ヒューン大臣は、「フェリーブリッジでのこの大規模実証プロジェクトは、英国のCCS開発計画の重要な一里塚であり、2020年代までにコスト競争力の高いCCS導入を目指す長期目標に向けた重要な橋渡しとなる」と述べた。
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英国初の炭素回収実証プロジェクト、ヨークシャーの石炭火力発電所でスタート