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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年12月18日
ノルウェー政府、アフリカでの気候サービス強化に向けたWMOの取り組みに資金提供
(世界気象機関より)
南アフリカ、ダーバン発―ノルウェー政府は12月9日、アフリカ諸国での気候サービスを強化して気候変動への対応力を高めるための支援として、世界気象機関(WMO)との間で資金提供の契約を結んだ。これは、WMOが同日伝えたもの。
ノルウェーからの資金は、現在構築が進められている「気候サービスのための世界的枠組み」に向けられる。今後3年間で5,680万ノルウェー・クローネ(約1,000万米ドル)が提供され、アフリカ諸国が国や地域レベルで気象・気候サービスを展開し、そのサービスを必要とする人々に確実に行き渡るようにするための能力向上に役立てられる。
「気候サービスのための世界的枠組み」は、特に気候の変動に脆弱な開発途上国などにおいて、気候サービスの必要性と提供の現実とのギャップを埋めることを目指している。この枠組みは、2009年の第3回世界気候会議で決定され、2011年6月の世界気象会議で全会一致で承認された。WMOは現在、さまざまな機関・組織と協力しながら、具体化の作業を進めている。
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ノルウェー政府、アフリカでの気候サービス強化に向けたWMOの取り組みに資金提供