本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年12月27日
米大学のバイオ燃料研究、シアノバクテリアのエネルギー生産方法を発見
(ペンシルベニア州立大学より)
米国ペンシルベニア州立大学の12月22日付けリリースによると、同大学の生物工学の教授で、モンタナ州立大学の化学・生物化学科(Department of Chemistry and Biochemistry)の研究教授でもあるドナルド・ブライアント氏が率いる科学者チームは、シアノバクテリアのエネルギー生産と細胞物質の合成の方法について、過去44年間、一般的に容認されていた仮定が間違っていることを明らかにした。
12月16日発行の『サイエンス』誌で発表された今回の研究は、バイオ燃料製造のための細菌の新しい遺伝子操作方法を科学者が発見する助けになると期待されている。
ブライアント氏によると、1967年に、二つの研究者グループは、かつて藍藻として知られていた光合成細菌のシアノバクテリアの重要なエネルギー生産サイクルは不完全だという間違った結論に達していた。このエネルギー生産サイクルは、TCA回路(トリカルボン酸回路、またはクレブス回路)と呼ばれており、細菌、カビ類、原虫、動物など大半の生命体の代謝で使用される一連の化学反応を含む。この一連の化学反応は最終的に、細胞代謝のエネルギーを提供する分子のATPが生成される。
DSR指標= DSR指標とは?
この記事のURL
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20111227_1.html
米大学のバイオ燃料研究、シアノバクテリアのエネルギー生産方法を発見