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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年12月28日
EU、風力発電で温室効果ガス排出量を30%削減可能
(世界風力会議より)
世界風力会議(GWEC)は12月1日、現在の成長率と2020年の予測に基づき、風力発電産業は風力発電がコペンハーゲン合意への誓約の70%までをどう満たせるかを示すデータを発表したと伝えた。欧州風力エネルギー協会(EWEA)が発表した最新の報告書は、風力発電だけで、現在のEUの削減目標で求められている温室効果ガス排出量の31%削減にいかに寄与していくのかを示している。
欧州における風力発電の多大な貢献は、EUが温室効果ガス排出量の削減目標を20%から30%に引き上げることが可能であることを示している。
「風力等の再生可能エネルギー技術は、数年前誰も予想し得なかったほど大きな役割を担っているが、私たちには全潜在能力を発揮し、二酸化炭素排出量のギャップを埋めるためにほかにも必要な方策を促進するべく、意欲的な排出量削減目標が必要だ。最新の『世界のエネルギー展望』(World Energy Outlook)で国際エネルギー機関(IEA)が指摘したように、私たちは5年間で流れを変えなければならない。さもなければ、産業革命以後の気温上昇を摂氏2度以内に抑制する「2度目標」には、事実上到達できないだろう。GWECのスティーブ・ソーヤー事務総長はこのように語った。
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EU、風力発電で温室効果ガス排出量を30%削減可能