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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年12月31日
研究報告:地球温暖化は「スローダウンしていない」
カテゴリー:気候
(英国物理学会より)
英国物理学会は12月6日付けのリリースで、地球温暖化が減速している兆候はなく、今後数十年間でさらなる温暖化が予測されることを示しながら、世界の気候の傾向について一層明確にした。
同学会は、1979年から2010年の世界の五つの主な気温データセットを収集および分析することで、真の地球温暖化の傾向を明らかにした。Tempo Analyticsとドイツのポツダム気候影響研究所研究者、統計学者、気象専門家は、世界の気温の短期的な変動を引き起こす、エルニーニョ、火山噴火、太陽光度の変動という三つの主な要因を排除して、過去30年間で世界の気温が0.5℃上昇したことを指摘した。
五つの世界のデータセットの中では、2009年と2010年が最も暑い年だった。平均では、2010年が記録のある中で最も暑い年だった。今回の研究結果は、12月6日付けの英国物理学会の出版物である『Environmental Research Letters』で発表された。
研究の共同執筆者のシュテファン・ラムストルフ氏は、「地球温暖化の傾向が、過去10年間で減速した、または一時停止したとさえする考えは根拠のない勘違いであることが、私たちの取り組みで明らかになっている。五つのデータセットの間の違いは、大体において、気象の傾向ではなく、短期的な変動によるものだということが示されている。そうした変動を排除すると、五つのデータセットはすべて非常に似通っている」と述べた。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20111231_1.html
研究報告:地球温暖化は「スローダウンしていない」