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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120103

研究報告:プラスチック半導体の利用で太陽電池の変換効率が向上する可能性

カテゴリー:エネルギー, 技術

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(テキサス大学オースティン校より)

米国、テキサス州オースティン発-米国のテキサス大学オースティン校は12月15日、同校の研究チームが、太陽エネルギー変換のメカニズムに関する新たな研究成果を発表したと伝えた。研究チームは、有機プラスチック半導体材料を用いると、太陽光の単一光子から生成される電子の数を2倍に増やすことが可能であることを発見した。

現在使われているシリコン太陽電池の最大理論効率は、およそ31%。太陽電池に当たる太陽光エネルギーの大半は高すぎて、利用可能な電気に変換できないためである。このとき、”ホットエレクトロン”という形態のエネルギーが、熱として失われている。研究チームは以前、半導体ナノ結晶を用いて、”ホットエレクトロン”を捉える可能性を実証したが、実用化は難しいとされてきた。

そこで、研究チームは別の方法を検証。半導体ペンタセンを用いると、一つの光子で、二つの電子が効果的に捉えられ、より多くのエネルギーを生み出せることを発見した。研究チームを率いるXiaoyang Zhu教授は、このメカニズムを活用すれば、太陽光線を集光させる必要なく、太陽電池の変換効率を44%まで高めることができると述べている。

DSR指標= R DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120103_1.html
研究報告:プラスチック半導体の利用で太陽電池の変換効率が向上する可能性

 
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