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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120104

研究報告:世界のCO2排出量、100億トンを記録

カテゴリー:経済

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(イーストアングリア大学より)

英国イーストアングリア大学は12月4日、同大学チンダル研究所の研究者ら国際チームの最新の数字によると、化石燃料の燃焼による世界のCO2排出量はここ20年間で49%増加していると伝えた。

化石燃料によるCO2排出量は平均して、2000年から2010年にかけて毎年3.1%ずつ上昇してきた。これは1990年代の3倍の増加率であり、2011年も3.1%上昇し続けると予測されている。

化石燃料燃焼、セメント生産、森林伐採その他の土地利用によるCO2排出量をまとめた総排出量は、2010年に初めて100億トンに達した。総排出量の半分は大気中にとどまっており、CO2濃度は389.6PPMに上る。残りの排出量はほぼ同等の比率で海洋と陸の水源地に吸収された。

排出量が一時的に減少した2008年から2009年の世界的な金融危機から回復を遂げ、新興経済国および先進国によって昨年の高度成長がもたらされた。富裕国は貿易を通じて新興経済国にCO2排出量の一部を外部委託し続けた。

2010年の世界のCO2排出量に最も寄与したのは中国で、次いで米国、インド、ロシア、欧州連合(EU)だった。新興経済国で生産され西欧諸国で消費されるモノやサービスの取引による排出量は、富裕国の1990年の比率の2.5%から、2010年には16%に上昇した。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120104_1.html
研究報告:世界のCO2排出量、100億トンを記録

 
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