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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年01月06日
再生可能エネルギー、2011年度の英国経済に25億ポンドの投資をもたらす
(英国エネルギー・気候変動省より)
英国のエネルギー・気候変動省(DECC)のクリス・ヒューン大臣は2011年12月29日、英国の再生可能エネルギー目標の最新の進捗情報が発表されたことを受け、再生可能エネルギーがもたらす経済的恩恵のさらなる証拠を示した。
DECCによると、2011年度のこれまでに、企業は再生可能エネルギー・プロジェクトに約25億ポンドを投資する計画を発表しており、英国全体で約1万2,000人の雇用創出が見込まれるという。また、欧州委員会への別の報告書では下記のような内容も示されている。
・英国の2010年の再生可能エネルギー消費は54TWhで、2008年から27%増加した。これは、エネルギー消費全体の3.3%を占める。
・2010年の風力発電量は10.2TWhで、2008年から46%の増加。また、2010年には、海洋と陸上の風力発電設備容量が5GWに達した。
・運輸部門のバイオ燃料は、2007/8年には道路輸送の燃料供給のうち1%であったが、2010年には3倍増の3.33%となった。
再生可能エネルギー利用については、欧州連合が2020年までにエネルギー全体に占める割合を20%にすることを目指しており、英国は2020年までに15%にすることが求められている。そのため、英国政府は2011年7月に再生可能エネルギーロードマップを発表している。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120106_1.html
再生可能エネルギー、2011年度の英国経済に25億ポンドの投資をもたらす