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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年01月22日
ヒマワリから着想を得た鏡の配置、集光型太陽熱発電の効率を高める可能性
(マサチューセッツ工科大学より)
米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)は1月11日、同大学の研究者がドイツのアーヘン工科大学と共同で行った研究で、集光型太陽熱発電(CSP)プラントにおいて、鏡が集める太陽光の量を増やす一方で、建設に必要な土地を減らすデザインを考案したとウェブサイトで発表した。この研究結果は『Solar Energy』誌に掲載されているもの。
CSPを支持する人たちによると、CSPは、土地と太陽光という二つの要素が十分に供給されれば、米国全体に電力を供給するだけのクリーンな再生可能エネルギーを生み出せる潜在性があるという。
研究者たちは、ヘリオスタットと呼ばれる鏡を、フェルマー螺旋として知られるヒマワリの頭の部分のスパイラルと似たパターンに並び替えることにより、土地専有面積を20%減らしながら、潜在的なエネルギー産出量を増やせる可能性があることを発見した。このヒマワリから着想を得たパターンによって、よりコンパクトなレイアウトが可能になり、近くにある鏡によって、ヘリオスタットが陰になったり、遮られたりすることを最小限に押さえることが出来るとのこと。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120122_1.html
ヒマワリから着想を得た鏡の配置、集光型太陽熱発電の効率を高める可能性