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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年01月27日
EU:船舶からの温室効果ガス排出削減策について意見公募スタート
(欧州連合より)
ベルギー、ブリュッセル発―欧州連合(EU)の欧州委員会は1月19日、船舶から排出される温室効果ガスの削減策について一般からの意見募集を開始した。これは、オンラインを通じて実施され、期間は2012年4月12日まで。
EUでは、すべての部門の温室効果ガス総排出量を2020年までに少なくとも20%削減することを目標に掲げている。そして、もし国際海運からの排出削減を含む国際協定が2011年末までに合意されなければ、欧州委員会はEUの削減目標の中に国際海運を組み入れる提案をすると規定されている。
これまでのところ、国際海事機関(IMO)や国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の努力にもかかわらず、新造船と既存船に対する技術的、運航上、経済的な対策については限られた進展しかみられない。欧州委員会は、この意見公募を通じて今後の提案に向けた情報を求める。
国際海運からの排出量は、すでに世界の二酸化炭素排出量の約3%を占めており、さらなる対策を取らなければ、2050年までには2倍以上に増加すると見込まれている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120127_1.html
EU:船舶からの温室効果ガス排出削減策について意見公募スタート