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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年01月28日
米国地球変動研究計画の10年長期計画草案を見直し
(全米アカデミーズより)
米国、ワシントンD.C.発―全米アカデミーズは1月5日、米国地球変動研究計画(USGCRP)の10年長期計画草案は、「正しい方向に進化している」がいくつかの重要課題で今後の計画を強化できるかもしれないとする米国学術研究会議の新報告書について伝えた。
報告書を記した専門委員会は、気候変動だけではなくほかの気候関連の世界の変化にも取り組むよう提案されている、USGCRPの対象範囲の拡大が、妥当かつ重要なステップであるとしている。しかし計画草案は、予算資金が次第に制約される、目標達成に関与するといった重大な課題を常に認識しているわけではなく、そのような課題にどのように取り組むことができるかという明確な計画を提案するものでもない。
同委員会は、提案された対象範囲の拡大を達成し、現在不足している危機的な科学能力を開発し、知識の生産をその利用に結び付けるために、この計画がとるべき最初の一歩を特定すべきだと強く主張している。また、包括的な優先順位を示すために強制的に資金を再分配できる強力な政治構造がなくては、この計画はそれぞれの部局の優先順位に由来する取り組みの、単なる寄せ集めとして続いていくこともあり得ると強調した。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120128_1.html
米国地球変動研究計画の10年長期計画草案を見直し