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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年02月02日
UNIDO報告書:持続可能な発展に向けた産業エネルギー効率の重要性を強調
(国連工業開発機関より)
アブダビ発-国連工業開発機関(UNIDO)は1月17日、アブダビで開かれた「世界未来エネルギーサミット」で、産業エネルギー効率こそが、持続可能な産業発展の鍵になるとの報告書を発表した。今日の世界が直面する主要課題を克服するためには、持続可能なエネルギー生産が不可欠であると強調している。
「世界人口が70億人に到達した今、グリーン成長、雇用創出、安全保障、気候変動、食糧生産、貧困削減といった数々の課題に対処するためには、産業エネルギー効率を考慮する必要がある」と、UNIDOのカンデ・ユムケラー事務局長は述べる。
報告書によると、途上国で所得格差が減少し、工業製品を求める人が増加するにつれ、エネルギー消費は急速に拡大する可能性があるという。つまり、エネルギー効率化のための投資を妨げている現在の障壁を取り除くことが急務となっている。
ユムケラー事務局長はさらに、この報告書は、潘基文・国連事務総長が発足した「すべての人のための持続可能エネルギー・イニシアティブ」に対するUNIDOの最大の貢献であると述べた。同イニシアティブは、近代的エネルギーサービスへのユニバーサルなアクセス、エネルギー効率の倍増、世界のエネルギー供給における再生可能エネルギーのシェアの倍増、という3つの目標を2030年までに達成しようというもの。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120202_1.html
UNIDO報告書:持続可能な発展に向けた産業エネルギー効率の重要性を強調